【６４】こんな本見つけました　「８０歳の壁」を超える食事術　吉村芳弘著　　先のことと思わず今見てほしいです！

おはこんにちはこんばんはSatomiです（タイチーブレスは太極拳、大手スポーツクラブでのトレーナー、スタジオインストラクターの経験を元に１００年時代を見据えた健康法です）

ブログの３つ前【６１】年齢の壁ってあるんですよ・・を書いていたせいか「８０歳の壁」というワードが目に飛び込んできました。関心を持っていると周りから勝手にやって来るみたいな事がありますよね〜

先入観をチェンジするのは時間がかかる

スポーツクラブに入会されると最初にオリエンテーションをしますが、体重や血圧測定、マシンの使い方など説明します。入会目的もお聞きしますが多くの方が痩せたいと言います。

そしてほとんどの人がご自分の若いときの身体と比較します。【６１】でも書いたように若いときの身体はホルモンが細胞の一つ一つまで全力で守っていますので輝いていますが、中年からのダイエットは注意すべきことが色々あります。

ちょっとダイエットしたらすぐ痩せてた時期をすぎた中高年ダイエットのあるあるを見ていきましょう。

中高年ダイエットのあるある

１、中々体重が落ちない。　

２、痩せてほしくない胸が落ちて痩せてほしいお腹が落ちない。

３、体重が落ちたけど、皮膚に張りがなくなった。

４、さらに年令を重ねると体重は一緒なのに脚が細くなった（この痩せ方は老化です）

５、食が細くなって痩せた（胃腸の衰え）などなど

でもどういう訳か美容と健康という呪文のもと『痩せる教』が世の中を支配しているのではと思ったこともあります。どうも痩せてる＝健康で美しいが刷り込まれてるような気がします。

なぜ体重管理を言われるようになったのでしょう？

若者や４０代５０代の中年の人は、生活習慣病を防ぐため適正な運動習慣や食習慣を身につける必要があります。是非是非良い習慣を身につけて頂きたいものです。

ただし７０代からは「痩せない」ことが何より大事！とリハビリの専門医である著者は言っています。

多くの患者さんを身近で見てきた著者は、病気、検査、入院、手術、術後、これらは心身とも体力を要するもので、これには痩せてる高齢者より、小太りくらいのほうが断然回復が早いそうです。

また最新の研究で小太りの老人は痩せた老人より元気で長生きすると明らかになってきました。

肥満パラドックス

パラドックス？？？横文字に弱いので調べました・・一般に正しいと思われていることに反する事柄、逆説とありました。

健康のためには、太らない、痩せていることが正義と思って当たり前のように生きてきました。真面目な私達は健康のため少なからず努力してきたのに、高齢者は痩せてはいけない、小太りがいい、コレってまるで手のひら返しですね〜

実際スポーツクラブで見ていて、６５歳過ぎて痩せ始めた人はどんどん痩せていきます、食がほそくなって食べられないそうです。筋肉が落ちてたるみ、脚がほそくなっていきます。明らかに若い人のそれとは違います。

高齢者が元気に過ごすためには痩せない努力をする！時代はかわり研究が進み常識が変わります。時代にそぐわない知識は私達の人生を変えてしまいます。

人生のラスト１０年をどう過ごしたいですか？

正しいと思うことが違いますよ、と言われても時間がかかります。６５歳でチェンジするため、その年まで時間のある方は心の準備と勉強が必要です。

現在６５歳以上の方は太ったことを嘆かないように､そして段々大きく立ち塞がる年齢の壁をクリアーしていきましょう

男性は約９年、女性は約１２年人生のラストを要介護か寝たきりで過ごすそうです。長生きしてもこれは本人も、家族も大変ですよね。

タイチーブレスでは健康寿命を伸ばして、元気にあなたらしく生きてほしいなと思っています。

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今日のマーヴィー

ニャルソック隊長マーヴィー姫から、【６２】で紹介したタピストリーのキラキラにチェック入って・・それもママの見てないところで・・その現場を偶然みてしまいました。

あらっと言ったものの叱ったわけではないのに、勝手に反省？してる風です。

ではまた次回お会いしましょう